2021.04.22
オンライン開催「低炭素水素シンポジウム」の運営を担当
愛知県主催の「低炭素水素シンポジウム」が、3月1日(月)にオンラインで開催されました。愛知県や近隣の岐阜県、三重県の事業者や一般県民を対象に、水素の製造・輸送・利用に際して発生する二酸化炭素の排出が少ない「低炭素水素」の意義や重要性を広く発信することを目的としました。JCSは本シンポジウムにおける企画提案から当日の運営に至る業務全般を担当しました。
プログラムには、東京工業大学 特命教授 岡崎 健様による基調講演の他に、「低炭素水素認証制度」に基づく認定プロジェクトについて各事業者から現場の映像を取り入れるなど、実例を交えたセッションも含まれております。
パネルディスカッションでは「脱炭素社会の実現に向けて重要性が高まる低炭素水素」というテーマで、トヨタ自動車、中部電力、東邦ガス、豊田自動織機といった企業の方々をパネリストとして迎えて行われました。各パネリストは、低炭素水素サプライチェーンの取り組みだけでなく、脱炭素に向けた取り組みを紹介。その中で、「脱炭素社会の実現に向けて、再エネ由来のサプライチェーンを構築・持続的発展をさせ、水素の製造・輸送・利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない「低炭素水素」普及・拡大が不可欠である」という共通のメッセージが発せられました。
お客様のサステナビリティに対する課題解決に向けた支援
今回のシンポジウム実施にあたり、JCSは目標設定からプログラム構成の作成、広報活動、コミュニケーションデザインなど、愛知県のご担当者様をご支援すべく、企画から実施までを共に携わってきました。認定プロジェクトの紹介プログラムでは各企業様の多大なご協力のもと現地取材、ビデオ収録・編集を行い、オンライン開催でありながら臨場感あふれる情報を届けることができました。当日は、240名が登録され、質問をチャット形式で受けつけるなど、双方向のコミュニケーションも可能にしました。参加者からは「水素に関する理解も深まり、今後の可能性を感じた」、「国内外の取り組みについて理解でき、自社での取り組みの参考にしたい」、「先進的な企業の環境方針や実例が紹介されたことがよかった」といったコメントがありました。
JCSは今後も各自治体やそこに住む方々とのコミュニケーションを通じ、社会課題の解決に貢献してまいります。
-
お問い合わせ
リアル・ハイブリッドイベントの企画・デザインに関するご相談・ご質問は、こちらからご連絡ください。
メールフォーム