2022.01.18
両陛下がオンラインで臨席された「世界地震工学会議」の運営を担当
公益社団法人 日本地震工学会は、2021年9月28日(水)から10月2日(土)の5日間、仙台国際センターで「第17回世界地震工学会議」を開催しました。本会議は、地震災害の軽減や地震防災対策について話し合う、地震工学分野では最大規模の国際会議です。76か国・地域から約3,000人が参加し、「災害後の復旧と復興」や「学際領域での国際的な協力を通じた減災」等をテーマに議論が行われました。
天皇皇后両陛下が御所からオンライン行事にご臨席されるのは、本会議が初となります。JCSは、現地とオンラインを組み合わせたハイブリット開催の運営業務を担当しました。
開催地は、宮城県仙台市「仙台国際センター」
世界地震工学会議は、日本ではこれまで、1960年(東京)、1988年(東京・京都)に開催され、今回は3回目の開催となります。開催地である宮城県仙台市は、東日本大震災の教訓に基づき「防災環境都市」としてまちづくりを推進しており、地震災害の軽減に貢献する都市として期待されています。
JCSは、会場となる仙台国際センターと皇居御所をオンラインで繋ぐ現場運営、そして現地会場とオンライン合わせて13会場でのライブ配信など、本会議における業務全般を担当しました。参加された皆さまのご協力に心より御礼申し上げます。
※ 2015年、JCSを含む5社の共同企業体「青葉山コンソーシアム」が、仙台国際センターの指定管理者として選定されました。