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2022.11.18

「東京GXウィーク」国際会議5件の運営全般を担当


経済産業省は、 9月26日(月)から10月7日(金)にかけ、GX(グリーントランスフォーメーション)の実現をめざし、エネルギー・環境関連の国際会議を集中的に開催する「東京GXウィーク」を実施しました。JCSは、東京GXウィークで開催された10の会議のうち、以下5つの国際会議を受託。会場設営、運営、オンライン配信、同時通訳など業務全般を担当しました。

「東京GXウィーク」 JCSが担当した国際会議

第2回アジアグリーン成長 パートナーシップ閣僚会合

・日時:9月26日(月)
・主催:経済産業省 資源エネルギー庁
・概要:アジア及び中東を中心とする20の国の代表と3つの国際機関の代表が参加し、「エネルギーセキュリティの確保」「持続的な経済成長」「カーボンニュートラルを同時達成するための現実的かつ多様なエネルギートランジション」について議論が行われた。

第11回LNG産消会議

・日時:9月29日(木)
・主催:経済産業省、一般財団法人アジア太平洋エネルギー研究センター
・概要:世界のエネルギー市場が混乱している中、LNG(液化天然ガス)の今後の市場見込みや官民に求められる対応について議論が行われた。本会議の特設ホームページ上には、25ヵ国以上の閣僚級や、50以上の企業・国際機関のトップメッセージが掲載されている。

第4回TCFDサミット

・日時:10月5日(水)
・主催:経済産業省
・概要:気候変動問題に関する企業の情報開示の枠組みである「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」の提言について、先進的に取り組む世界の企業や金融機関等のリーダーを集め、適切な投資判断の基盤となる開示の拡充を促すべく、更なるTCFD提言の活用に向けて議論が行われた。

Innovation for Cool Earth Forum 第9回年次総会

・日時:10月5日(水)・6日(木)
・主催:経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
・概要:"Low-Carbon Innovation in a Time of Crises"をメインテーマに、地球温暖化対策の鍵を握る技術革新や最新動向について、世界の産学官のリーダーが集まり、カーボンニュートラル達成に向けた政策や技術のイノベーションに関する議論が行われた。

第1回国際GX会合(GGX)

・日時:10月7日(金)
・主催:経済産業省
・概要:世界のエネルギー危機の顕在化や気候を巡る状況が変化する中で、社会システムをクリーンエネルギー中心へと変革し、排出削減と経済成長を両立する取り組み(GX)をテーマにした国際会議の初回開催。G7から5カ国、2つの国際機関、12の大学・研究機関や民間企業が参加し、GXの概念や重要性、世界全体のGX実現に向けた課題について世界で初めてグローバルなGX 実現について議論が行われた。

国際会議に欠かせないソリューション

JCSでは、国際会議の運営で欠かせない通訳サービスや機材オペレーション、配信プラットフォームを利用した動画配信を行っています。各会議の同時通訳では、エネルギー・環境関連の専門分野を得意とした通訳者を手配。会場の同時通訳ブースとWeb会議システムを連携し、会場でのリアル会議の進行と、その会議の様子や収録映像の配信も行いました。

サステナブルな会議運営を実現

日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指しています。その一貫として開催された東京GXウィークでは、化石燃料の依存から、クリーンエネルギー中心の経済・社会、産業構造へ転換をしつつ、排出削減を経済の成長・発展につなげるGXの実現に向けた議論が、各国閣僚や世界の有識者、指導者の間で行われました。

JCSは、2012年8月に日本初となる「ISO20121(イベント・サステナビリティ認証)」を取得しました。私達はコンベンション業界のリーディングカンパニーとしてサステナブル・コンベンション®を掲げ、「環境」「社会」「経済」の側面に配慮しながら、今後もイベント価値の向上、サステナブルな社会への貢献を続けてまいります。

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