2023.06.06
【シリーズ第2弾】JCS×G7×サステナブル・コンベンション®、 「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」の様子をレポート
JCSは、4月29日(土)、30日(日)に群馬県で開催された「G7デジタル・技術大臣会合」の運営全般を担当しました。
G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合では、「ChatGPT」などの生成AIの急速な普及を受け、AIの開発や規制のあり方や国境を超えた自由なデータの流通に関する議論が交わされました。
当社は4月16 日(日)~18 日(火)に長野県軽井沢町で開催された「G7長野県軽井沢外務大臣会合」に続き、本件においても企画段階から、独自の「サステナブル・コンベンション®ガイドライン」に基づき、サステナビリティの取り組みを提案。本記事では、「JCS×G7×サステナブル・コンベンション®」シリーズ第2弾として、当社の「BSI アソシエイト・コンサルタント」*がG7デジタル・技術大臣会合の現地様子をレポートし、サステナビリティの取り組みについて紹介します。
* BSI アソシエイト・コンサルタントは、イベントサステナビリティの豊富な運用経験と知見をもつ当社を、審査機関であるBSIジャパン社が、一定の条件に基づきプログラムメンバーとして選定
県民も参加できる「デジタル技術展」
「デジタル技術展」は本会合の開催に伴い、Gメッセ群馬の展示ホール(高崎市)にて開催されました。100を超える企業や行政、団体が参加し、モビリティ、ロボット、ドローンといった国内の最先端テクノロジーを紹介し、日本の技術力をアピールしました。VRやAR、デジタルツインなどといった最先端技術を体験できるブースが設置され、県民を始めとした多くの来場者で会場が賑わっていました。
障害者の社会参加、共生社会の実現
本会合に先立ち、4月28日(金)、「DXサミット」がホテル木暮(渋川市)にて開催されました。JCSは本サミットの運営全般も担当。本イベントでは、世界経済フォーラム(WEF)が企画した遠隔コミュニケーションロボットの「OriHime」が活躍していました。OriHimeは、家族の事情や自身の障害、病気などで外出が難しい人などがオンライン上で遠隔操作することで動き、あたかもその場にいるようなコミュニケーションを実現できる分身ロボットです。イベントの休憩時間中、複数のOriHimeがドリンクや和菓子を持ちながら会場内を回り、参加者と会話を楽しんでいる様子が見られました。
次世代参画
本会合の初日となる4月29日(土)、Gメッセ群馬に到着する各国の大臣らを県内の小学生等がお出迎え。本会合のオープニングセッションでは県内の高校生によるプレゼンが行われ、デジタル世代の当事者として、目指すべき社会の在り方を「スクールサミット宣言」として英語で発表しました。また、先にご紹介したデジタル技術展の会場内においては「G7群馬高崎スクールサミット・プレゼンテーション」と題し、高校生たちがデジタル技術の活用に関する研究成果を発表しました。
ボランティアスタッフの社会・地域貢献
Gメッセ群馬の入口や高崎駅改札口前に設置されたインフォメーションセンターにて地域のボランディアの方々が会場案内を行いました。また、デジタル技術展が行われた展示ホール内においても、ボランティアの方々が説明員として会合参加者や一般来場者向けに各展示ブースの案内を行うなど、活躍する姿が見られました。
JCS は、2012年8月に日本初となる「ISO20121(イベント・サステナビリティ認証)」を取得しました。私達はコンベンション業界のリーディングカンパニーとしてサステナブル・コンベンション®を掲げ、「環境」「社会」「経済」の側面に配慮しながら、イベント価値の向上、サステナブルな社会への貢献を続けてまいります。
*「サステナブル・コンベンション」は、日本コンベンションサービス(株)の登録商標