2016.10.17

JCSが「MICEツーリズム」をテーマにしたJICA研修で講師を務めました

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10月14日、国際協力機構（以下JICA)　東京国際センターにて、MICE都市研究所のメンバーが「観光振興とマーケティング」研修事業の一環として、途上国の観光行政官を対象とした「MICEツーリズム」の講義を行いました。

JICA主催のこの研修事業は、日本が有する伝統的な農業技術から最先端の科学技術まで、全17項目400にも及ぶテーマで途上国に対して実施しているものです。参加者は、エジプト、ヨルダン、レバノン、カンボジアの出身で、いずれの国も地政学的なリスクにより、一般観光客が激減している状況にあります。今回の講義では、東日本大震災時の風評被害対策や観光振興におけるリスクコミュニケーション、MICEの活用などについて、具体的な事例を紹介しました。

講義は終始英語で行ない、それぞれの国が抱える問題点の共有やMICE誘致に関する相談など、活発な議論が交わされました。