2016.11.10
当社社員が「国際会議ボランティアシンポジウム」で講師を務めました
1月6日、仙台国際センター(仙台市青葉区)にて、MICE都市研究所の西本恵子が「国際会議が開催地に与える影響-市民が貢献できること-」をテーマに講演を行いました。
この「国際会議ボランティアシンポジウム」は、2015年に仙台市で開催された「第3回国連防災世界会議」で多くのボランティアが活躍したことから、公益財団法人仙台観光国際協会が中心となり、国連防災世界会議、G7ボランティア経験者、学生サポーター登録者向けに実施しているものです。仙台市は、国連防災世界会議を誘致・開催することで東日本大震災からのよりよい復興"built back better"を果たしており、仙台市での大規模コンベンション開催は東北全域の復興をけん引しています。
国際会議は原則として専門家の集まりのため、開催地で地元の人々と交流する機会が少なく、国際会議ボランティアが会議参加者と開催地をつなぐ重要なアンバサダーとなります。今回の講義では、参加者にMICEに関する理解を深めてもらうため、国際会議の類型や開催地に与える影響、市民がボランティア活動によって観光コンテンツを創出している他都市の事例などを紹介しました。講義後の分科会はすべて英語で進行され「会議参加者が私たちに求めていること」をテーマで活発な議論が交わされました。