2019.06.10
「G20貿易・デジタル経済大臣会合」の運営全般を担当しました
JCSは、6月8日(土)及び9日(日)に茨城県つくば市で開催された「G20貿易・デジタル経済大臣会合」の運営全般を担当しました。同会合はG20各国や招待国、国際機関等が対象となり、関係閣僚会合の中では約70名の閣僚が参加する最大規模のスケールで実施されました。県や市は2日間にわたり、歓迎レセプションや市内視察を行いました。
経済・社会のデジタル化の進展に伴い、貿易とデジタル経済が不可分な課題となっていることから、G20では初めて、両分野の関係閣僚が一堂に会する会合となりました。日本からは世耕経済産業大臣、河野外務大臣、石田総務大臣などが参加し、本会合では「デジタル経済セッション」「貿易セッション」「貿易・デジタル経済合同セッション」の3つの閣僚会議が行われました。これらは、G20大阪サミットに併せて開催される関係閣僚会合の一つで、貿易摩擦の問題や、信頼ある自由なデータ流通「DFFT(データ・フリーフロー・ウィズ・トラスト)」に取り組む必要性等についてG20全体で確認し、その成果として本会合における「閣僚声明」及び「議長声明」が採択されました。
当社は、本会合・バイ会談などの設営、警備、レセプションなどの設宴、宿泊、輸送、参加者登録対応、受付、多言語の同時通訳者の派遣も含めた、設営から運営までを担当しました。参加された方々及び関係各位のご協力に心より御礼申し上げます。
G20大阪サミットについて
G20の正式名称は、「金融・世界経済に関する首脳会合」(英語:Summit on Financial Markets and the World Economy)です。G20サミットは、メンバー国(アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国)の19ヶ国に加え、欧州連合(EU)の首脳が参加し、経済分野を主要議題として開催される国際会議です。日本がG20の議長国となるのは今回が初となります。
開催日 | 2019年6月28日(金)、29日(土)の2日間 |
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会場(予定) | 大阪国際見本市会場(インテックス大阪) |
サミット開催に伴う交通規制
6月27日(木)~6月30日(日)の4日間、「阪神高速道路」を対象に、大阪府警察による車両の通行禁止や長時間の交通規制などが実施されます。高速道路のほか大阪市内及び空港周辺の一般道でも交通渋滞が予想されます。状況に応じて規制の日時・区間が変更される場合がありますので、大阪サミット開催に伴う通行止め規制などの詳細情報は、大阪府警察のホームページをご参照ください。
関係閣僚会合一覧
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農業大臣会合
2019年5月11日(土)、12日(日)
開催地:新潟県新潟市財務大臣・中央銀行総裁会議
2019年6月8日(土)、9日(日)
開催地:福岡県福岡市貿易・デジタル経済大臣会合
2019年6月8日(土)、9日(日)
開催地:茨城県つくば市持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合
2019年6月15日(土)、16日(日)
開催地:長野県軽井沢町労働雇用大臣会合
2019年9月1日(日)、2日(月)
開催地:愛媛県松山市保健大臣会合
2019年10月19日(土)、20日(日)
開催地:岡山県岡山市観光大臣会合
2019年10月25日(金)、26日(土)
開催地:北海道倶知安町外務大臣会合
2019年11月22日(金)、23日(土)
開催地:愛知県名古屋市