2020.12.09
With/Postコロナ時代のMICEを考える「観光庁主催セミナー」にJCSが登壇しました
11月30日(月)、観光庁が主催するウェビナー「With/Postコロナ時代のMICEを考える -調査事業中間報告:国際会議を中心に-」が開催され、当社の国際会議部 部長の中村がパネリストとして登壇しました。現在、観光庁では今年度の予算事業「新型コロナウイルス収束後のMICEのあり方に関する調査業務」の一環で、これらの課題解決に適応できるソリューション(サービス・製品を含む)やテクノロジーを調査しています。今回のセミナーでは、その調査の「中間報告」と、業界有識者による今後の国際会議のあり方について議論を深めるための「パネルディスカッション」が行われました。
当社の中村は、後半のセッション2「業界有識者によるパネルディスカッション」にて、MICEや各種産業に関わる視聴者からの質問に応えつつ、今後の国際会議のあり方について、これまでのオンライン開催の実績・経験を踏まえて議論しました。
主催者のコメント
観光庁 国際観光部 参事官(MICE)
平泉 洋 様
今回のウェビナーで、With/Postコロナにおける新しいMICEのあり方を考える上でも、リアルMICEの「開催意義」が一層重要になることを再認識できました。各々の開催都市、ひいてはオールジャパンの魅力を発信していくこと、そして「安心・安全・清潔」の取り組みに注力していくことが、日本のプレゼンスを高める要因になると捉えています。観光庁としては、国際会議誘致・開催を促進するために、全国のMICE関係者と連携しながら全力で取り組んでいきたいと思います。
ウェビナーで、今後の国際会議のあり方を議論
JCSの国際会議部が2020年9月~10月に運営した「RD20」や「TCFD SUMMIT 2020」の事例を取り上げながら、コロナ禍における国際会議の現状についてお話ししました。また、オンライン開催と現地開催それぞれのメリットを踏まえた上で、「開催目的に応じて、主催者が開催形態を選んでいく流れになるだろう」と、Postコロナ時代の展望を述べました。
国際会議誘致においては、日本が強みとしている「安全」と「安心」の優位性に加え、各地のカンファレンス施設が感染症対策に関する国際認証制度を取得していく意義に触れました。感染に対する不安を払拭する「清潔」への取り組みを推進する背景「日本の強みを最大限に活かしていく活動」が大切であると、ウェビナーの視聴者に向けて発信しました。
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