2021.02.04
ハイブリッド開催「ガストロノミーツーリズム 国際シンポジウム2020 in 奈良」の運営を担当
2020年12月16日(水)、奈良県コンベンションセンターで「ガストロノミーツーリズム 国際シンポジウム2020 in 奈良」が開催されました。ガストロノミーツーリズムとは、その土地が育んだ「食材」「習慣」「伝統」「歴史」などによって育まれた食を楽しみ、食文化に親しんでもらうツーリズム(観光)です。現在、奈良県は「歴史文化で食を楽しむために訪れる訪問地」になることを目指し、その推進に力を入れています。
2022年世界フォーラムの日本開催誘致に向けて
今回の国際シンポジウムは、2022年に予定されている「ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の日本開催誘致を目的としており、主催は国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所、一般財団法人アジア太平洋観光交流センター、奈良県の3団体です。このシンポジウムは、現地とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施し、JCSは会議の運営と通訳業務を担当しました。
奈良県の荒井知事は、会議冒頭で「観光にとって『食』は重要な要素。”奈良にうまいものあり”を定着させる努力を続けていく」と、本シンポジウムに懸ける思いを述べました。また、パネルディスカッションでは、UNWTO駐日事務所 本保代表をモデレーターとして迎え、ガストロノミーツーリズムの意義、地域の食文化を世界に発信する重要性を伝え、パネリストらと意見交換しました。
ハイブリッド開催で、シンポジウムのライブ映像を全国に配信
当日は、奈良県の参加者だけでなく、全国各地の自治体や観光事業者、教育関係者など、総勢350名以上がシンポジウムを聴講。参加者からは「ガストロノミーツーリズムの本質や今後の取り組み方が理解ができた」、「地域プロモーションを検討する上で参考になった」といった声が挙がり、日本誘致への期待感が高まりました。JCSは、実在する会場を拠点に「シンポジウムの映像配信」を主としたハイブリッド会議の運営全般を担当し、同時通訳者とリモート環境における通訳機材を手配しました。
参加された皆さまのご協力に、心より御礼申し上げます。
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